走ることを運命づけられて生まれてくるサラブレッド。速く
美しいその姿に感動を覚える人は少なくないはず。彼らの戦
いはすでに生まれる前、父母の配合が決まったときから始ま
っています。ここではサラブレッドが生まれてから、競馬場
で走るまでを説明します。
一般的なサラブレッドのタイムテーブル
種付け
サラブレッドは血統が重要。父馬と母馬の血統からよりよい
配合を考えて種付けが行われます。
誕生
馬の妊娠期間は約11か月。生まれた仔馬は当歳(0歳)と呼び
ます。
仔別れ
仔別れとは、それまで母馬と一緒だった仔馬を、離乳のため別
の厩舎に分けること。急に独りぼっちになって何時間も鳴きつ
づける仔馬もいるらしい。
牧場での育成
仔馬は年が明けると一斉に1歳に。1歳夏ごろから牧場での訓練
が始まります。ハミをつけたり鞍を置いたりして人を乗せるた
めの準備から、徐々に人が乗って走る訓練を行います。
トレセン入厩
2歳になると馬名も決まり、所属する厩舎のあるトレーニングセ
ンターに入厩、調教師の管理のもとデビューに向けて本格的な
調教を開始します。仕上がりの早い馬は2歳の夏ごろからデビュ
ーします。
さあ、いよいよレースにデビュー
レース体系
競馬にはさまざまな種類のレースがあり、重賞と呼ばれるグレー
ドレースの最高峰、GI(グレードワン)を頂点にピラミッド型に
体系化されています。
すべての競走馬は、新馬戦、未勝利戦といったピラミッドの底辺
から競争生活をスタートし、芝・ダート・障害、距離、年齢、性
別などの出走条件から、自分に適した条件の最高峰、GIをめざし
て条件戦を勝ち上がっていきます。
レースのクラス分け
レースはGIレースを頂点として、馬の年齢と収得賞金の額によっ
てクラスごとに分けられています。
基本的にはひとつ勝つごとに上のクラスにステップアップしてい
くという仕組みです。新馬戦でデビューし、勝ち上がった馬は
500万円以下のクラスに進み、同じように新馬戦を勝った馬たち
と上をめざして戦います。
▲レース体系
そして勝つごとに1000万円以下、1600万円以下のクラスへとステ
ップアップ。ここまでを条件クラスといい、これを卒業した馬は
オープンクラスといわれるオープン特別、GIII、GII、GIのクラ
スで戦うことになります。
一生に一度しか出走できない、クラシックレース
3歳馬限定の皐月賞、日本ダービー、菊花賞と3歳牝馬限定の桜花
賞とオークスの5レースを、イギリスのレース体系にならって創設
されたことからクラシックレースといいます。特に皐月賞、日本
ダービー、菊花賞の3レースすべて勝った馬を三冠馬といいますが、
今までに6頭しか出ていません。
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